月別アーカイブ: 2018年7月

なにかの言葉

むかしむかしあるところに、なにかの言葉がありました。 それはとても静かな鍵に閉ざされた部屋の、鍵穴の向こう側あるカメラを覗く様なことと同じ言葉です。 さらには、何か大切なものを入れたカバンを担いではしごを登り、杖をついて… 続きを読む »

普通自慢と杉田水脈

基本的に時事ネタは扱わないのだけれど、杉田水脈さんのLGBT騒ぎ。新潮45への寄稿文もチャンネル桜の動画も、「普通でない状態は結局は一過性のもので、やがては普通になっていく。病気のものはケアする」という論の流し方の手つき… 続きを読む »

怒りん坊の神様

むかしむかしあるところに、東洋の神様のお社がありました。 その神様は、たいへんな怒りん坊でした。 ある日、神様のところに、神様の友達がパラシュートで降りて訪ねてきました。 彼が言うには、神様が怒りん坊過ぎるので、地図にま… 続きを読む »

パッと消えた

むかしむかしあるところに、パッと消えてしまいました。 消えてしまったのが、あるところにあったものなのか、あるところも消えたのか、むかしむかしという時間までも消えてしまったのか、もうとにかく綺麗さっぱり消えてしまったので、… 続きを読む »

流星についての会議

むかしむかしあるところに、魚がいました。 魚といっても、かなりはっきりと足も手もあるので、皆さんが知っている様な魚とはかなり違った魚だと思ってもらえれば間違いありません。 その魚がある日、この次元に唯一ある運命のはしごの… 続きを読む »

1しか出ないサイコロ

むかしむかしあるところに、1の目しか出ないサイコロがありました。 見た目もなにもかも普通のサイコロで、どう見ても普通に使えそうなものなのに、何かに命じられたかの様に、1しか出さないのです。 なんでそうなるのか。 その理由… 続きを読む »

昔の飛行機と今の飛行機

むかしむかしあるところに、飛行機がありました。 むかしなのに飛行機があるなんてと、奇妙に思うかもしれませんが、人類の叡智というのはなかなか捨てたもではありません。 さて、その飛行機に向かって、矢が飛んできたことがあります… 続きを読む »

何かの偉大な足跡

むかしむかしあるところに、何かの偉大な足跡がありました。 それは世界のあらゆる方向に効果のある魔法の名残りであり、テントを持って移動して暮らす人々の、決して語られることのない歴史の痕跡でもありました。 この偉大な足跡が、… 続きを読む »

メガネをなくした男

むかしむかしあるところに、慌ててメガネを探している男が居ました。 なぜなら、男はたった今、矢で胸を貫かれそうになったからです。 おそらくは塔の上から狙われたのですが、偶然、飛んできた矢を避けることができて、それで慌ててメ… 続きを読む »

卵の中身

むかしむかしあるとことに、ひびの入った卵がありました。 卵からはかすかに歯車の音がするので、おそらく中には機械式の何かが入っています。 卵はずっと、何かの鍵ではないかと言われていました。しかし、同時にそれは、極めて不確か… 続きを読む »