スティーヴン・ミルハウザー『魔法の夜』

投稿者: | 2016年6月23日

一冊の本を集中して読むことが少なくて、あまり面白くない本はそのまま途中で終了ということになる。
面白い面白くないはどちらかといえば、刺激を感じられるかどうかによる。描写を淡々と読み続けなければならないものに乗れるかどうかは、概ねその時々。苦行でもとにかく開く本になっている。
最近一番残念だったのか、ゲームオブスローンズの原作小説で、筋書きを追いながら、とにかく何が書いてあるかを読まなければならない作業に乗れなくて、とにかくよほど読むものでも無い限り開かない本になっている。

スティーヴン・ミルハウザーの『魔法の夜』は、タイトルで区切られた短いイメージの集積で、とにかく読むのが楽しい。読みやすいので、ついつるつると読んでしまうけれど、時々ブレーキをかけて読むのをやめなければならない。先に進まないことも苦ではないので、既に読んだ場所から再スタートしながらゆっくりと進んでいる。
とにかく筋書きが進む小説の場合、終わりにめがけてはついついこちらも力が入ってしまうが、これは果たしてどうやって終わるのだろうか。
進んだり読み終わったりするのが勿体無い珍しい感覚を楽しんでいる。

おい、読み終わってないのか?そうです。


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