流星についての会議

むかしむかしあるところに、魚がいました。 魚といっても、かなりはっきりと足も手もあるので、皆さんが知っている様な魚とはかなり違った魚だと思ってもらえれば間違いありません。 その魚がある日、この次元に唯一ある運命のはしごの… 続きを読む »

1しか出ないサイコロ

むかしむかしあるところに、1の目しか出ないサイコロがありました。 見た目もなにもかも普通のサイコロで、どう見ても普通に使えそうなものなのに、何かに命じられたかの様に、1しか出さないのです。 なんでそうなるのか。 その理由… 続きを読む »

昔の飛行機と今の飛行機

むかしむかしあるところに、飛行機がありました。 むかしなのに飛行機があるなんてと、奇妙に思うかもしれませんが、人類の叡智というのはなかなか捨てたもではありません。 さて、その飛行機に向かって、矢が飛んできたことがあります… 続きを読む »

何かの偉大な足跡

むかしむかしあるところに、何かの偉大な足跡がありました。 それは世界のあらゆる方向に効果のある魔法の名残りであり、テントを持って移動して暮らす人々の、決して語られることのない歴史の痕跡でもありました。 この偉大な足跡が、… 続きを読む »

メガネをなくした男

むかしむかしあるところに、慌ててメガネを探している男が居ました。 なぜなら、男はたった今、矢で胸を貫かれそうになったからです。 おそらくは塔の上から狙われたのですが、偶然、飛んできた矢を避けることができて、それで慌ててメ… 続きを読む »

卵の中身

むかしむかしあるとことに、ひびの入った卵がありました。 卵からはかすかに歯車の音がするので、おそらく中には機械式の何かが入っています。 卵はずっと、何かの鍵ではないかと言われていました。しかし、同時にそれは、極めて不確か… 続きを読む »

ピクニック中止

むかしむかしあるところに、カバンがひとつありました。 カバンの中には「 と、鉤括弧が描かれたカードと、豆とリンゴとお米が入っていました。 お米は、あとは炊いて食べればご飯になる感じ。つまり、脱穀されて精米もされていました… 続きを読む »

散らばった豆

むかしむかしあるところに、偉そうにしている主人が居ました。 男は豆粒にですら命令します。 「四方八方へ散らばれ!電撃的に動け!」 豆粒たちは、主人の命令に従って、飛行機から瞬間的に消えてしまいました。 豆粒のひとつは、世… 続きを読む »

待つカラス

むかしむかしあるところに、一枚の地図を前に思案しているカラスが居ました。 カラスはリンゴを入れたカバンの上に乗っています。 実は朝からずっと、そのカバンに乗ってカバンの番をしているのですが、もう夜になって、時計が一回りし… 続きを読む »

世界の秘密

むかしむかしあるところに、世界で唯一無二の秘密がありました。 それは、全ての人間の運命を鞭打つ伝説の女神の鞭のことではなく、イエスキリストが最後の晩餐で使った聖なる杯のありかでもありません。 不意にやってくるその後の人生… 続きを読む »