何かの偉大な足跡

投稿者: | 2018年7月24日

むかしむかしあるところに、何かの偉大な足跡がありました。
それは世界のあらゆる方向に効果のある魔法の名残りであり、テントを持って移動して暮らす人々の、決して語られることのない歴史の痕跡でもありました。
この偉大な足跡が、今も地上に残している影響として、一部の限られた人々にだけ知られていることが僅かにあります。
奇妙な毛並みの四本足の生き物が、一生をかけて南極と北極をさまよい続ける理由。
蛇の隠された言語だけに伝えられる宇宙の法則のひとつ。
そして、かつて宇宙から地球に降臨して、今は海底都市に封印されている宇宙的な恐怖の象徴が見る夢の断片。
これらはまさに、この痕跡を残した人々の、ひとつの大きな賭けの証拠であり、何かの扉を無理に破壊してでも強引に先に進もうとした決意と、無窮の深淵と対峙し、無残にも敗北した微かな名残りでもあります。



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