乗組員の招集

投稿者: | 2018年8月1日

むかしむかしあるところに、潜水艦がありました。
ついにその日、潜水艦で旅を再開するために、船長はその鍵を開いて、乗組員たちを電話で呼びあつめます。
船長に呼びあつめられた乗組員たちは皆、ここに居たという足跡を消し、次々と集まってきました。
口を閉ざし苦しみ続ける、進むことも退くとこもできない日々はついに終わりました。
もう自分たちがかけた梯子を伝って、思うままに行きたい場所に向かいます。これまでは足止めされていた川にも、ついに橋がかかった様なものです。
乗組員たちは、たくさんのカニがふっと現れて、あっと言う間に岩場に消えていくかの様に、鮮やかに潜水艦に乗り組んでいきました。
さぁ、これから勇ましい武勇の物語が始まるのでしょうか。
流れていく星が、恐らくこれからの全てを知っている筈なので、ここから先のお話しは、星に聞くことになります。



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