夜空を見ていて

投稿者: | 2018年8月6日

長くだらだら書いてもうたんで、先に。
この文の〆は、コスモアイル羽咋に行って、氷見に泊まって夜空でも見るのはどうだい?です。
あと、否定とか肯定でなく、未確認は未確認だ。です。悪しからず。

夏で、今年は困ったことにずっと晴れているので、なんとなく夜空を見る機会が増えております。田舎なもので、そこそこ星が見えます。
で、やっぱりいろいろとよくわからないものも見るんですが、そこでお決まりなのが、未確認飛行物体の話しなわけです。
基本的に、飛行機はわかるのと、多分人工衛星?ってのは判断できるんですが、夜中のんびり寝転んで星を見ていると、一瞬だけ強く光るやつとか、妙に蛇行するものも見ることがあるもので、そういうものに対していちいち「こいつは◯◯だ」と規定するのを極力避けています。
なんでって、「確認できないから」ですよ。なるほど、これは人工衛星と考えておけば妥当だなというものと、そうでないものの線引きは、確実にあるんじゃないかと思うわけですけど、なかなか、ちょっとググる程度では腑に落ちません。切り分けの知識も経験も不足しております。
さっきの「蛇行?錯覚でしょ?」って人にはデッサンスケールをオススメします。便利。

どうも、「未確認飛行物体=宇宙人とかよくわからないものが乗っている乗り物」ということで、それはどんな手を使っても躍起になって否定したい人が多いわけですけれども、確認できないもんは確認できないものとして、放っておくのがいいんじゃないかと思うわけですよ。「よくわからないけど、珍しいものを見た」これ。娯楽としても安価で楽しいです。

もし宇宙人だったとしたら、なにか不都合があるでしょうか。科学的に証明されていないっていっても、現時点の話しです。昔は天動説もヤバかったものです。
そもそも、字面ではどんなに強烈に見えても、実際の体験で「ちょっと不思議なものを見た」程度の精神的な衝撃では、飯の種に深く関係でもしていなければ人は普段の生活の中で忘れていくものですし、基本、「UFO」とか「未確認飛行物体」という文字列を見た瞬間に人は、あほらしいと考える流れになっているので、普通は深く掘り下げたりもしません。
世の中には「よくわからないけど、役にも立たないし追求しないでおこう」ってこと、大量にありますよ。ググったら出てきます。
大金をかけて確認するほどでもないものだし、厳密に記録されなかった現象ということで、やはりどうあっても過ぎ去ったことで、確認しようもないわけです。
宇宙人が居るか居ないかという以前に、現状がそもそもこうなので、体験談や目撃談もいろいろ壊滅的なのはやむを得ないものと考えます。
あと、もし宇宙人的なものが居たとして、何故地球を?とかいう話しも耳にしますけど、スタニスワフ・レムが書いていた様なもんで、例えば「蟻が集まってるわ〜」ってのを何の気なく見ている我々の何の気無さが、蟻に「人間が何の気なくこっち見てるわ〜」って伝わりますかねぇ。それと似た感じで、そもそもわかり様も無いってのに賛成。

レムの小説、この辺ですね。ソラリス (スタニスワフ・レム コレクション)エデン (ハヤカワ文庫SF)砂漠の惑星 (ハヤカワ文庫 SF1566)。どれもおもろいです。

飯の種って意味では、あれですよ。米軍が密かに云々って陰謀論なんかは、「宇宙人のテクノロジーを独占してよろしくやってる」ってのが基本なわけです。秘密にしといて独占するから美味しいわけで、誰でも知ってたら当たり前になって、否定も肯定もなくなるわけです。あれ、でも天動説知ってて得したことありますか?私、小学校のとき太陽の動きの観察で、「太陽が動いている」か「太陽が動いているように見える」かで、先生と揉めました。揉めて損した気がします。なんにしても、相対的ってのは居心地が悪いんですが、そんなもんです。
で、またややこしいのは、この辺って、宇宙からの飛翔体といっても機械とか実体のあるやつの話し。実際のところ、結構昔からあれは精神体だって話しもあるわけですよ。物理的に移動すんのは面倒なんで転生するとか、精神体には距離なんてそんなに関係ねぇってやつです。
また、困ったことに、ここら辺、テレビだとひたすら避けてますし、スピ界隈でも赤ん坊とか子供とか前世をダシにしてよろしくやってますけど、まぁ切り分けだしたらキリがないし、そもそもオカルトエンターテイメントで消費して換金できるコンテンツとしては、未分化な方が美味しいし、切り口が甘くても何度でも使えて長持ちするわけですよ。

厳密にしていこうぜってガチな方向性に行くとなると、もう科学の方も精神の方も、即座に今ある壁との戦いになるわけで、これは学問としては探求も相当しんどかろうし、コンテンツとして見ても作りやすくて消費しやすいものにもならないわけです。
しかしまた、真っ当な方向で換金し難い反面、「心の話し」「ええ話」という方向で明確化して予め否定を封じておくと、「ええ話の本」とセミナー。その逆で、「曖昧だけど事実」としておいた上で否定的なスタンスを保っておくと、ほんの数秒の画像を幾つか集めて「ひょっとして?」、という特番で90分引っ張り、その関連のムック本も作れます。予算の枠内で否定的に切っておけばまとまりも良いわけです。これ、科学的な態度だってことで「批判的」って言い換えてもエンターテイメントとして消費されるコンテンツを作るってことなら、大差ありません。
曖昧なものを曖昧なまま楽しむってのは、経験上あんまりお金にならないんですが、オカルトビジネスはそこそこいけるってのはなんともいえないものですね。

あ、精神の方の壁ってなんじゃそりゃって話しですが、昨今はマインドフルネスが流行して、いろんな人が瞑想してみたり、あらチャクラってこれか?って実感を得てるみたいなんで、精神方向の未確認飛行物体の解明、なんか展開あったら面白そうじゃないですか。ヒッピーやらニューエイジから更に裾野が広がった感、無くもない気がするので、ちょっとだけ新展開に期待しています。
しまった。瞑想もチャクラもたわ言じゃねぇかってんなら、そりゃぁもう初手からしょうがないですが……。

そういえば、先日、地元氷見の花火大会で、未確認飛行物体飛んでました。ドローンだろとか間髪入れずに言われますし、十中八九ドローンでしょうけど、誰もドローン飛ばしてましたとか、ドローン飛ばしてた奴が居るよって情報くれないんですよ。それどころか、いろいろ終わって、帰りに自分と同じ方向に飛んでいくもんだから、どこから飛ばしてんだ……。と、いぶかしむ声を拾っております。
こんな簡単なもんでもさらっと確認不能になる不確かさが世の中というもの。そもそもこの飛行物体に何かを期待しても金にならないし、触り方によっては簡単に常識から外れるわけで、良民常民はいちいち触りません。
ってことで、のんびり夜空を見ておいて、そこそこ調べてわからなかったら「珍しいもん見たなぁ」って方が楽しくないでしょうか。誰かの報告にも「いいもん見たね」ですよ。
自分が莫迦になったみたいで辛いですかねぇ。ネトウヨとかセコいサヨクをやるよりは格段に幸せな気がします。いい感じで深呼吸できますよ。

ところで、氷見市の隣の羽咋市は、とにかくUFOが目撃されるんだってことで、UFOでまちおこしをしてまして、「コスモアイル羽咋」という施設があるんですが、お好きなら半日以上は出られないこと請け合いの充実ぶりです。お泊りは氷見の民宿でいかがでしょう。民宿といっても、中居さんの居ない旅館ってレベルの施設が多くて、概ね温泉もあります。晴れていれば、星もそこそこいい感じ。月齢と月の出る時間もチェックしておくといいですね。

そうそう。漠然と見てるよりも、夜空は星座やら星やらがわかると、また格段に楽しいものであります。


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