当店の裏というか、どちらが裏側なのかということだけれど、川の反対側は、内川Studioとして、演劇の稽古や上演、朗読教室や読書会に利用している。
このスペースを、もう少し盛んに動かせないかと考えていた。
古本屋でも、朗読会やディジュリドゥーのワークショップを開催したものの、もう少し両方がそれぞれ存在感を増していく方法を考えていきたい。
演劇や朗読というところで、他になにか近いことはないかと考えたところ、夏に朗読教室の長澤さんの動画でお世話になった怪談家の住倉カオスさんが、年末にとあるプロジェクトで富山にやってくるということで、その機会に乗じて、怪談会はどうだろうということになった。
「語り」だ。そんなつながりで怪談はどうだろうかと、そんな風にぴたりとはまった気がした次第。
あわよくば、北陸の怪談シーンを刺激できたらおもしろかろうということで、『北陸怪談梁山泊計画』と、少々大袈裟な看板を……。と、実際正直なところ、タイトルだけを思いついたという罰当たりな感じ。ともあれ、今後も定期的に怪談会などを催していけないかと考えている。
まずは、12月26日火曜日。内川Studioで『住倉カオス怪談語り』。
そして、27日水曜日。会場を高岡赤丸の人手間料理こあきに移して『北陸怪談鍋祭り』。こちらは参加者も自分の怪談を持ち寄って、鍋をつつきながら怪談を披露する会にしようというアイディアを住倉さんからいただいた。
この二つの怪談イベントを皮切りに、怪談、怪談語りについて考えていこうと思う。